【ツアー記録】台湾で日本を見直すツアー2019 令和元年10月22日〜25日 《特別報告》三日目 台南日升大飯店 基進党 陳奕齊主席 特別講演会

【台湾で日本を見直すツアー2019 第三日目 台南ナイト】
令和元年10月22日(火)〜令和元年10月25日(金) 長文です
三日目 後篇 台南日升大飯店
基進党 陳奕齊主席 特別講演会

藤重太

基進党党首の陳奕齊氏(YC Shinichi Chen)に
2020年立法院選挙で超多忙の中
私たちの泊まっている日升大飯店まで来て頂き、
台湾の現状分析と日本へのメッセージを講演をお願いいたしました。

藤重太

1.基進党を作ったきっかけは?

まず、時系列に台湾の政治史について丁寧に話して頂きました。

2000年に民進党政権 陳水扁総統が誕生
2004年 再度 民進党 陳水扁総統が再選した
すると、国民党は中国共産党との対話を開始する。
2005年 胡錦濤総書記と連戦台湾国民党主席の国共会談が60年ぶりに北京で行われる
国民党が主導で、三通(中台間の通航、通信、通商)など経済交流を進める体制を作る
2008年 馬英九総統 誕生

陳氏は、「2005年頃から 反共の国民党から、国共合作の国民党に変わってしまった。
李登輝元総統が、国民党改革を進め、民主国家を建設し、台湾重視の国民党が出来たのも束の間すぐに政権奪取のためには、台湾の国益無視、党益第一で共産党と平気で組んでしまう政党ができあがってしまった。」
2008年、国民党が、中国共産党との共闘による台湾統治を考えるようになったとき、当たり前の台湾本土派の政党がもうひとつ必要だと考え立ち上がったと力強く語りました。
簡単に言えば、「中国派と台湾派が競う民主制度など異常である。中国派は退場してもらい、正常な台湾派の二大政党制もしくは複数政党が、台湾のために競うあうのが正しい国家の民主政治である」というのが陳奕齊氏(YC Shinichi Chen)の主張です。

藤重太

2.中国共産党は西洋諸国で何をしているのか?香港での暴動の原因は?中国共産党の活動とその対策は?

この点に関しては7月9日のプレジデントさんに掲載した記事に詳しく書いてありますので、ご一読下さい!
https://president.jp/articles/-/29254
結論:自由主義社会の自由や権利を、悪用する共産党!

私たちは、中国マーケットへの参入障壁(Facebookは中国に参入出来ない)はあるが、中国企業やサービス、商品は自由に資本主義社会で席巻出来る不公平にアメリカが気付いた。今、米中貿易戦争は単なる貿易交渉では無く、中国がアメリカの制度に従うか決裂するかの瀬戸際。

しかも、中国共産党の代理人は台湾の政治、経済、メディア、文化人、教育界(大学)に入り込んでいる。世界は、すでに警戒を進めている。(プレジデント記事も参照)

今年習近平は、6ヶ月の対米交渉を白紙に戻した。中国は、アメリカとの直接交渉に見切りをつけた。2020年年末の次期大統領に民主党に勝ってもらい再交渉をもくろんでいる。

その前に、中国が最も力を入れているのが、2020年1月の台湾総統選挙である。もし、国民党系 候補者が当選すれば中国陣営の勝ちで、大きく世界勢力図は変わるであろう。

それをさせまいとするのが、我々であり、アメリカも十分理解している。

ちなみに、中国は共産党結党100周年の2021年迄に、これらの問題を平定しようとしている。中国共産党は、台湾への工作予算を無制限と決定したと、台湾NSCが発表している。民進党は警戒感を強めている。

藤重太

3.日本はどうすれば良い?

2のアメリカと中国の価値観の衝突に、緩衝地帯は無い。新しい東西冷戦状態。その中で、日本はどちらに着くか迷っている場合では無い。

「経済大国第三位の國の優柔不断が民主国家、自由主義国家全体の足並みを乱している可能性がある。」

「日本が動けば、ヨーロッパも一枚岩になる。経済大国第三位の日本が、迷っている場合では無い。」

ぜひ、日本は正しい道を進んで欲しい。しかし、最後に陳奕齊氏(YC Shinichi Chen)は、「2020年1月の総統選挙で国民党系の総統が出来た場合、日本には大きな変化が迫られると思う。その際は、許して欲しいが私は最後まで戦います」と講演を締めくくりました。

講演は中国語でしたが、皆さん陳さんのカリスマ、覇気、圧力を感じてくれたと思います。

私の感想は
実際 アジアのキーマンは間違いなく日本です!
アメリカは間違いなく日本の一挙手一投足を見ています。
「二枚舌外交は許されない」
日本にいる中国代理人の浸透度を測っている。
ただ、日本が何もしない、何も出来ないのは、台湾・香港・アジア諸国の周知の事実です。もちろん、中国も知っています!
これからは
中国の代理人になっている人を探していかなければなりません。
日本でも「共産党狩り」みたいなことが起きる前に、手を打って欲しいですね。
見分け方が知りたい人は連絡下さい。ツアー参加者はみんな理解したと思います。(笑)
日本は自主的にはなにも動かない國だと、世界にはもうバレバレです。
また、日本の二枚舌外交、優柔不断が、世界の足並みを乱しているかもしれないことを 理解すべきだと認識しました。
強い国際感覚、国家観のある日本のリーダーが必要ですね!
いろいろ細かい点は割愛しても、これだけの長文になりました。
詳しい内容が聞きたい方は、御連絡ください!

写真提供:基進党
陳奕齊さん、基進党幹部の皆さん、基進党ボランティアの皆さんありがとうございました!基進党 加油!

Fuji3(富吉 桑)
  • Fuji3(富吉 桑)
  • 株式会社アジア市場開発代表。台湾歴35年。著書に『中国ビジネスは台湾人と共に行け』(小学館 2003年)『国会議員に読ませたい台湾のコロナ戦』(産経新聞出版2020年)。「台湾から日本をより良くする 原点回帰」がモットー。 
               
    詳しい執筆者のプロフィールはこちら

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