【AsiaBizの基本】

日本人の誤った中国人への10の思い込み その1

日本人の誤った10の中国観(1〜4)
   

昔からの中国への印象と

近年の中国ビジネスでの日本企業の失敗で一方的に作られたイメージ

 

中国人やアジア人への日本人の勝手な思い込みをニュートラルにしておかないと、

本当の中国やアジアは見えない!

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思い込み1、中国人はみんなうそつきだ!詐欺師だ!

     →中国人はうそつきではない!   

中国人は、「人をだます」「嘘つきだ」「詐欺師だ」とひどいことを言う人がいる。

もちろん結果的に多くの日本人がだまされていて、ひどい中国人もいるかもしれない。

しかし、彼らは最初から日本人だまそうとしていたわけではない。

 

多くの日本人が何でも安易に信じ、その真意を自ら調べようとしないから、

彼らも間が差し、調子に乗ったのだ。

いわゆる、日本人は思ったより「カモ」だったのである。

調子に乗られたのは、あなたなのかも知れない。

目の前に無防備に放置されている財布を見れば手を出したくなる

手癖の悪い人は残念ながらどこにでもいる。

どこの国にも、うそをつく人、悪い人はいる。

本当に詐欺師に出会ったら、それは残念ながら事故である。

 

我々が、気をつけなければいけないのは、

うそをついても騙せないと思わせるだけの、スマートさと隙を作らないことだ。

優秀な参謀、通訳、アドバイザー、場合によっては弁護士を横に置いておくことも重要である。

 

 

 


 思い込み2、中国人は頭が悪い人が多い

      →中国人は頭が悪くはない、逆に日本人より優秀!

中国人は頭が悪いと思っている人が多い。

彼らがミスをする原因、言っていることを理解で出来ない原因を、

頭が悪いからだと思い込んでいる人も少なくない。

中国人の中には十分な教育を受けることができなかった人間も多い。

読み書きができない人や掛け算・割り算ができない人は、日本人よりは多いのは確かだ。

 

しかし、一方高等教育を十分に受けた人の能力は大変高い。

アメリカや海外に留学に行く中国人も多い。

TOFELなども高得点を収める学生が多い。

国別平均点では、中国(上海、北京 地区)は日本よりも高い。

アメリカで最新技術などの開発を行っている研究家の大部分は

中国人もしくは中国系アメリカ人である。

 

わたしの知り合いの北京で弁理士をしている丁さんは

40歳過ぎから仕事上の都合で日本語を勉強し、マスターしている。

今では講習会などで日本語でスピーチをしている。

わたしはよく日本の大学に通う留学生に会う機会があるが、

みなとても優秀で素直だ。

 

問題は、貴方が彼らの才能を引き出せるか否かではないだろうか。

もしあなたが「中国人は頭が悪いと」と先入観を持っていたら、

改めた方が良いだろう。必ず態度に出てしまう。

アジア人の多くは

 「日本人はいつも上から目線で話す傲慢な人たち」

と感じていることを忘れてはならない。

 

思い込み3、中国人はまだまだ貧しい

      →あなたの隣にいる中国人はあなたより裕福ちだ!

中国はこ現在 世界第二位の経済大国である。

2000年当時、日本の4分の1であったGDPは、

2014年には日本の2.5倍まで、膨張している。

2000年当時の中国 一人あたりのGDPは約941USドル、

2014年には、約7,589USドル 7倍以上増やしている。

 

ちなみに、日本は約37,303USドルから約36,331USドルで 

主要国の中で唯一減少している。

話がそれるが、いかに日本が空白の時間、経済の停滞期にあったかが分かる。

 

一人あたりのGDPの日本と中国の格差は、

2000年の39.6倍から現在4.78倍まで縮まっている。

 

今後の中国の問題のひとつは、格差問題である。

日本では、まだまだ中国の内陸で貧困にあえぐ農民や出稼ぎ労働者のイメージが強い。

中には、「個人ベースで見れば5分の1だ」

「まだ、1万ドルにもいっていない」と分析する人もいるかも知れない。

 

我々がビジネスで出会う中国人は、中国の貧困層の上に立っている人たちだ。

 彼らの一人あたりのGDPは、たぶん私たちより高いだろう。

中国にはすでに多くのニューリッチと呼ばれる裕福層が存在している。

彼らはビジネスで成功し、立派な家に住み、高級車に乗り、たいへん裕福だ。

しかも、彼らは十分にそのことを自覚している。

彼らは自由に日本にも,台湾にも、そしてアフリカや欧米を闊歩している。

堂々と自分のビジネスの成功と中国の経済のために邁進している。 

 

われわれの出会う中国人は、

そのほとんどが中国で成功を収めたもしくは成功し始めたニューリッチの中国人の人たちだ。

かれらの生態を理解しない限り、本当の中国ビジネスに食い込んでいくことは出来ない。

また、彼らと商売をして初めて中国での確固たる大きな成功が得られる。

問題はあなたが本物のニューリッチ中国人と似非リッチ中国人を見極められるかだ。


参照:中国富裕層(参考:Wikipedia 中国富裕層)

 

 

思い込み4、中国人は全員が共産主義者だ

      →中国人は意外と自由奔放だ!

中国人は全員が共産主義者だと思い込んでいる人がたくさんいる。

2013年末の時点での、中国共産党員は8668.8万人だ。人口割合で約6%。

最近は、共産党員になる富裕層が増えているが、100人中94人は共産党員ではない。

 

みんなが規則にのっとって、一丸になって指導者の下

不平不満を言わずにもくもくと楽しそうに働く。

そんな、中国共産党結党初期のころや文革の紅衛兵のような、

映像イメージが日本人の中には存在している。

そのイメージで中国人を管理しようとすると、

たいへんな反発を招くことになる。

 

共産党員も非共産党員も、基本中国人は自由奔放だ。

日本や外国の町中で見かける中国人の振る舞いを見れば、一目瞭然だ。

正直、日本人がついて行けないくらい、自由で楽観的に生きている。

悪く言えば、わがままで、好き勝手、秩序がないとも言える困った人もいるが、、、。

 

文化大革命の頃の洗脳された統制の取れた集団のようなイメージで接すると、

痛い目にあう。今は共産党員の方が、お金も自由も謳歌している。

 

中国人を見極める上で、共産党員であるか否か、

思想信条まで踏み込んで知ることが出来たら、

彼らの行動原理が見えるはずだ。

 

特に、日本人は中国人をみな一緒くたにしている。

中国共産党も大事だが、地域や血族などを細かく分類して

見極める必要があることも補足しておく。

  

【AsiaBizの基本】日本人の誤った中国人への10の思い込み その2 | Asia-Hacks アジアハック
日本人の誤った中国人への10の思い込み その2(4〜7)

 

以上、文責は藤にあります。個人的な見解です。

2003年 小学館発刊の「中国ビジネスは台湾人と共に行け」の文章を中心に加筆、編集いたしました。

 

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今でも2003年出版当時からの考えは原則 変わっていません。

このほかにもいろいろよいお考えアイデアがあると思います。

ぜひ、皆様からの多くのアドバイス、ご意見をお待ちしております。

今後も日台の交流のために精進して参ります。

気になる項目や説明不足など前向きなリクエストがあれば、ぜひお寄せください。

皆様からの建設的なご意見をお待ちしております。

 

ありがとうございました。

FUJI3 拝

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Fuji3(富吉 桑)

Fuji3(富吉 桑)

日本と台湾を月半々のデュアルライフをしているビジネスマン。日系企業の台湾代表や台湾政府系シンクタンクの顧問をしている。台湾歴29年、台湾大学卒業(国際貿易系 ・大学野球部)、台湾輔仁大学で日本語講師4年半で約3000人を教える。その他、中国語講師やアジアビジネスセミナーなども行う。「台湾から中国・アジアそして日本を見極める!」がモットー。 一言:このブログを通して、アジア・台湾と日本の良さを伝えたいと思っています!              詳しい管理人のプロフィールはこちら